結婚披露宴を開き挙式が流れ

ねえ。「何?」結婚披露宴はいつ?「そう言われても」何故、返答に窮する訳?私、愛さず契る気?「好きさ、好き!超愛してる!」本当?

「僕が嘘吐いた事、あった?」沢山。「うげぇっ」じゃ、今度は信じ、大丈夫?「勿論!」結婚披露宴。「ぐっ」

残念ね、きっと誠意を私へ下さり、夢見心地で今日はすやすや、ベッドへと思えば。

「許してくれ。そりゃ、君と今後の関係を思えば、結婚披露宴を開き、挙式。これぞ理想、憧れ、盤石な布陣。でも!」ん?「駄目なんだ」どうして?「理由は…」ええ。

「言えん!」やっぱり、不貞な恋人だったから?「違う、君に罪無し」嘘。「本当さ!罪、自分さ」貴方?「ああ。実をいえば、一つ、君へ伝えてねー事がある」

お願い、応えろ。「頼む。これ以上、苦しめねーで…」いわぬなら、お別れ。「え?!」当然よ。結婚披露宴も出来ず、一生独身?無理。

「分かった。それほどの覚悟ならば、話そう。驚かず、冷静な気持ちで受け入れ…頼む」勿論。「実を言えば、自分、金が殆どねー」